夏のフリマで値段シールがはがれるのは、シール選びの問題だった

夏のフリマで値段シールがはがれる原因は暑さと湿気。屋内用の普通のシールは屋外には向いていない。耐水・強粘着タイプへの切り替えで解決する。
気づいたら値段がついていなかった
午前中は問題なかった値段シールが、昼を過ぎたあたりから端が浮き始める。強く押さえても数分後には同じ状態に戻る。ひどいときは、商品を手に取ったお客さんが「これいくらですか?」と聞いてくる。見ると、シールが床に落ちていた。
値段がわからない商品は、買われにくい。「いくらですか?」のやりとりが増えると、接客の流れが止まる。直接聞けないお客さんはそのまま離れていく。
夏のフリマで起きるこの問題、解決策はシールを貼り直し続けることではない。
普通のシールが夏にはがれる理由
文房具コーナーやホームセンターで売っている一般的な値段シールは、屋内での使用を前提に作られている。気温が上がると粘着剤が柔らかくなり、粘着力が落ちる。直射日光が当たる商品の表面は、真夏には50〜60度近くになることもある。その状態で粘着剤が機能を保てる設計にはなっていない。
湿気も影響する。汗ばむ季節に人が集まるフリマ会場は、商品の表面に微細な水分がつきやすい。水分が粘着面に入ると、くっつく力が一気に弱まる。
安いシールを大量に使い回すより、屋外対応のシールを最初から選んだ方が、結果的に手間がかからない。

屋外対応シールは何が違うのか
屋外対応と明記されたシールには、いくつかの特性がある。
粘着剤が強粘着タイプになっており、高温下でも粘着力が落ちにくい。素材がPETフィルムやポリプロピレンなどのプラスチック系になっているため、紙素材より耐水性が高い。直射日光での色あせや劣化も、屋内用より起きにくい。
フリマ用として選ぶなら、**強粘着・耐水・手書き可能**の3点が揃っているものが使いやすい。プリンタで印字するタイプは見た目がきれいだが、フリマでは枚数も多く値段もまちまちなので、手書きできる余白付きのシールの方が現実的だ。
素材によって貼り方を変える
シール選びと同じくらい、貼る対象の素材も関係する。
布製品(洋服やバッグ)にシールを貼っても、布目に粘着剤が入りきらないのではがれやすい。布には細いヒモで下げる値段タグの方が安定する。陶器や金属のように表面がつるつるした商品は、むしろシールがよくつく。ビニール袋の外側は素材の関係でどんなシールでもはがれやすいので、袋の口をテープで留めてそこに書く方がいい。
会場内で「素材別にシールと値札を使い分ける」だけで、値段が落ちる問題はかなり減る。
出店準備の全体についてはフリマの初出店準備に詳しい。
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