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フリマのブランド品は偽物かもしれない──買う前に確認したいこと

フリマのブランド品は偽物かもしれない──買う前に確認したいこと

フリマでブランド品を買うとき、価格の安さだけで判断するのは危険です。実物を手に取れるフリマだからこそできる偽物の見分け方と、購入後にトラブルになったときの対処法を解説します。

「安い」には必ず理由がある

有名ブランドのバッグが5,000円、腕時計が8,000円──そういった価格がつく理由を考えましょう。

出処が具体的なものは信頼性が上がります。「実家の片付けで出てきた」「ギフトで貰ったが使わない」といった話ができる出品者は、一定の根拠があります。逆に、同じブランドの商品が複数並んでいたり、商品状態が揃いすぎていたりする場合は、仕入れて転売している可能性があります。個人の不用品売りとは違うパターンです。

「どこで手に入れたんですか」と一言聞いてみると、答え方だけでも参考になります。曖昧にされるようなら、判断材料のひとつになります。

手に取れるのがフリマの強み

フリマでは実物を手に取れます。ここが偽物を見抜くための最大のチャンスです。

**縫製の精度を見る。** 正規品のステッチは均一で、裏地の処理も丁寧です。縫い目が歪んでいる、糸が飛び出している、内側の仕上げが雑──これらは注意信号です。スマートフォンのカメラで拡大して確認するのが有効です。

**ロゴと刻印を確認する。** フォントのズレ、刻印の深さ、文字間隔のバランス。ブランドによって仕様は異なりますが、正規品の画像をその場で検索して比較することができます。細部のブレは、肉眼より写真で確認する方が分かりやすいです。

**素材の質感を触る。** 本革と合成皮革は触った感触と重さが違います。「本革使用」と説明があっても実際には合成皮革というケースがあります。においも参考になることがあります。

**付属品をそのまま信じない。** 箱・保存袋・保証書が付いていても、それ自体が偽物の場合があります。付属品がそろっているから本物と決めつけないようにしましょう。

手に取れるのがフリマの強み

「鑑定書あり」は過信しない

出品者が鑑定書を付けているケースがあります。ただし、それが公的な鑑定機関から発行されたものかどうかを確認する必要があります。個人や小規模業者が発行する「鑑定書」に法的な効力はなく、鑑定書そのものが偽造されている場合もあります。

高額な品を購入した後に確認したい場合は、専門の鑑定業者に持ち込むのが確実です。主要都市には数千円程度で真贋鑑定を行うサービスがあります。

判断に迷ったら、買わない

フリマの雰囲気は「今買わないと誰かに取られる」と感じさせることがあります。でも、ブランド品であれば後で別の場所で同じものを見つけられることも多い。確認が不十分なまま高額品を買うのは、フリマにおいてもっともやりがちなリスクのひとつです。

「これ、本物ですか?」と直接聞いてみることも有効です。明確に答えられなかったり、答えをはぐらかしたりする場合は、それ自体が判断材料になります。

偽物を買ってしまったら

知らずに偽物を購入した場合、買った側が刑事責任を問われることは通常ありません。ただし、その品を転売したり贈り物に使うと問題になるケースがあります。

まず売り手に返品を申し出てみましょう。対応してもらえる場合もあります。難しければ、国民生活センターや各地の消費生活センターに相談できます。対面フリマの取引でも相談を受け付けています。

会場によっては、出品資格を厳しく定めているところもあります。骨董・アンティーク専門のフリマは比較的ルールが明確な会場が多く、プロの出品者が多いぶん、商品の来歴についても説明してもらいやすいです。

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